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2009年05月01日

半ば繋ぎ

昨日は熱かったですね。
先週日曜連れが友人と円山公園で花見を企画して
雪が降ってお流れになって悔しい思いをしてましたが、
ここに来て連日のこの晴天。
今年のゴールデンウィークは観光地は賑わいそうですね。
経済効果も高いのではないでしょうか。

連れの職場は暦どおりですが、僕は一昨日から社休日でのんびり。
のんびりついでにまたまた間が空いたし今回は半ば繋ぎネタです。

まずゴールデンウィーク初日の29日は今年初の自宅バーベキュー。

半ば繋ぎ

ビッグハウスに買い物に行くと調査捕鯨から卸された鯨肉がおいしそうで予定外の無駄使い

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白いのは舌だそうです。
これは味がなくてよくわからなかったですが赤肉は実に美味でした。

それから連れが先週の花見用に買い込んでいた野菜と道具を使ってやきそば

半ば繋ぎ

豚のスペアリブはコストコで購入したもの

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コストコの肉はおいしいですね。
それからしいたけはビッグハウスから

半ば繋ぎ

上砂川産でした。新鮮で美味。

それからビッグハウスで買ったイカステーキ。

半ば繋ぎ

これは失敗でした。
連れがちょっと食べてましたが苦しょっぱくて食べられたものでなく捨ててしまいました。

最後にこれまたビッグハウス調達の牛タンステーキ

半ば繋ぎ

オーストラリア産。
こりこりしてなかなかの美味でした。
アークス系のお肉もなかなかはずれがないですね。

おまけは先週土曜に母のお墓参りに行った帰りに行ったラーメン屋さん銀波露大麻店。
の塩。(携帯カメラなのでよく撮れてませんが)

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ここはとんこつでしたね。
連れと僕は初でしたが父がお気に入りだそうでおごってくれました。
連れもおいしいと言ってました。
とんこつのくさみやくどさがあまりなくてわりとあっさりと上品な味。
麺もちぢれ麺でおいしかったです。
チャーシューもなかなかでした。
しかも値段が相場よりだいたいどれも100円くらい安い。
塩ラーメンが690円でした。
ここはポイント高かったですね。
月寒にもチェーン店があるみたい。

それから先週平日に久々に行った五修堂。(地下鉄バスセンタ駅近く)
の晩酌セット(料理3品+生ビール1杯で1000円)

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(これまた携帯カメラで失礼)

連れがマーボ豆腐食べたいねと言ってたらどんぴしゃでうれしかったです。
実においしかった。
このフォーのような麺のおかずは初めてでしたがこれまた絶品でした。
肉料理は豚肉で甘辛でこれまた美味。
これで1人分なのでこれだけで結構満足してしまいます。
その他ここの餃子は実に美味なのでこの日はこれに加えて2皿いってしまいました。
そうそうここの生ビールは何故かすごーくおいしい。
回転が早いのかいつも新鮮で美味です。
ここは僕らにとっては安くておいしいお店の代表格。
なんでも今年で3周年だそうで
(連れは5年前に苫小牧から札幌に出てきて近所に住んでたそうですが
そのころから既にあったはず?と怪訝そうにしてましたが)
5月いっぱいスペシャルメニュー(これまたかなり安い)が提供されてるそうです。
飲み放題も1500円でビール・カメだし紹興酒(この紹興酒がまたうまい)
が飲めるので(飲み放題は期間限定ではありません)近々また行くでしょう。楽しみ楽しみ。

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最後は図書ネタ。
過日(発表は4月19日)J.G.バラード氏が死去されました。
享年78歳。
長年に渡るガンとの闘病生活の後にということでした。

バラードといえばニューウェーブSFの旗手、インナースペースの探求者ということで
高校時代にSFに入れ込んだ時期にはよく読んで感化されました。
当時はサンリオSF文庫というのがあって非常にカバーデザインがポップで美しく、
バラードの文庫は創元推理文庫が充実していたのにも関わらずまず最初に読んだのはそちらのこれ

半ば繋ぎ
(夢幻会社 現在は創元から再発されてます)

だったような。
もちろん創元のシリーズもほとんど読みました。

半ば繋ぎ

それからハヤカワから出てた↓

半ば繋ぎ
(ヴァーミリオンサンズ)

これもよく読みましたね。(創元の短編集と若干かぶってるのもありました(?)が)
でも一番好きなのは溺れた巨人に入ってる「あらしの鳥、あらしの夢」ですね。
なぜかよく読み返してました。(内容はほとんど記憶してませんが)
逃避先でしたね。
疲れた頭や心によく沁みたような。
これに限らずどの作品も半端でないテンションで
風景とか空間の臨場感とかが夢のようにリアル(わざとな反語です)に迫ってきたような読後感を記憶しています。
アンナカヴァン(最近「氷」が新訳で出ましたね)と合わせて僕の青年期の原風景ですね。

これらはだいたい’60年代の作品で
ほんとうにラジカルなのは’70年代の作品らしいですが
この頃は邦訳も少なく、あってもハードカヴァーで手が出なかったので結局読みませんでした。

時代が下って僕が大学の頃に太陽の帝国という自伝的作品がスピルバーグに映画化されたのが
(映画は僕も結構好きだし原作も2,3年前読みましたが、
いわゆる「僕の」バラードではないですね。なんというか散文的過ぎて)
一番有名ですね。
死亡記事のほうもその原作者がというような形が多かったですね。

それ以来ご無沙汰でしたが太陽の帝国の次作

半ば繋ぎ
(奇跡の大河 脱稿は1987年なので新しい作品ではないですが)

を10年くらい前(?)にブックオフで見つけて久しぶりにバラードの作品を読んで旧交をあたためたような気分になりました。
当時出たばっかりのデビッドシルビアンの新譜(Dead Bees On A Cake )をBGMにしたら
やけにはまった記憶があります。
これは非常に美しい小説です。

その後も精力的に著作を重ねていたようで一番最近に読んだのはこれですが

半ば繋ぎ
(コカインナイト こちらは訳出が2001年ですね)

その後もさらに新作を出してたはず。
作品のテンションも変わらず未だに僕にとっては信頼できる作家の1人でした。
まだまだ現役でいけたはずの人なので非常に残念です。


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Posted by tigermountain at 14:34│Comments(0)
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